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「純水」といわれる水にもいろいろな規定があるようですが、
一般に言われているのは電気伝導率が1μS(マイクロジーメンス)以下
純水の製造方法も色々あるのですが、私たちが着目したのはイオン交換樹脂を利用した純水精製法です。
初期費用が比較的安価で、投入した水道水が全量純水になる。
使用済みのイオン交換樹脂は基本的に再生可能。これらが選定した理由です。
銀鏡塗装システムには「純水」が必要ですので、お客様に使いやすくて安価に純水を生成できる装置を作ろうとしました。
最初は皆様もご存じの様な酸素ボンベのような形の樹脂筒にイオン交換樹脂を詰めた一般的な形の装置を販売したのですが、
より使いやすいものを考えて新しい純水製造装置の開発に向かいます。それがINNOCENT STREAMです。
イオン交換方式の純水製造装置には、アニオン樹脂とカチオン樹脂の混合樹脂を入れています。
それが水の中に含まれているマイナスイオン(CL-等)の物やプラスイオン(Na+等)の物を除去してくれるのです。
販売するに際して、お客様のおおよそのランニングコストをお知らせするべくお客様の水道水のチェックから始めました。
今までに私どもが測ったお客様のところの水道水で一番電気伝導率が低かったのが80μS、逆に一番高かったのが400μSでした。
これでは、純水の製造量が5倍変わってしまいます。逆に言えば樹脂の寿命が5分の1になります。
水道水の電気伝導率は、地域、季節、雨が多く降った後か干ばつ状態か等で変わります。
今、お客様で「純水」で高品位な洗車をしてみようと思われる方がいらっしゃいましたら
簡易な水道水の検査は弊社でもできますので、是非一度お知らせください。
しかし、水道水もチェックし準備もしたつもりの私たちに予想しなかったトラブルが起こります。
それがINNOCENT STREAMを開発する契機となります。
近いうちにINNOCENT STREAMの詳細をご紹介します。
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