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ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、下の写真はGAS Glass Primer.処理をする前のPPの板と処理後のPPの板の電子顕微鏡写真です。
20ナノメートルオーダーの球形のシリカの粒子が表面を覆っています。
簡単に言えば、これがGas Glass Primer処理により、親水度が上がり、密着力を上げ、帯電を防止する原理です。
今回のテーマはGAS Glass Primer .で「ぼかし際」の心配ご無用?
ですが、結論を申し上げれば「ハイそうです。」です。というか、「ぼかし際」という概念がなくなってしまいます。
従来、密着力を上げる為に足付け作業は必要不可欠でした。
補修塗装において、実際にパテなどは面を出す為にも研磨が必要で結果的に足付けされている状態です。
しかし、ぼかしていく場合、旧塗膜との密着を確保する為にパテや、サフェーサーの面積より大きい面積に細かいペーパーでキズを付けると思いますが。
この大きい面積に傷をつける作業が基本的に不要になるのです。傷を付けなくてもGas Glass Primer.でしっかり足付け完了。
納車時は良くても納車後半年位してから「ぼかし際」が出るとか、だから気を使う仕事はかなりの面積に広げて塗装するとか
大変なご苦労をされていると思いますが、傷を付ける代わりにGAS GlassPrimer.処理をする事で、随分と作業が軽減されます。
この辺りの事は再度詳しく説明する機会を設けたいと思います。
この投稿のタグ:#GAS Glass Primer.(GGP)
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