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機会があればテストしようと思いながら、未だ公的機関での検証はしていないので、
こんな現象を確認したとしか言えないのですが、nano Glass Veil F’zeroで想像していなかったことが起こりました。
ある時ポリカーボネイトの板にF’zeroを施工しました。元々の理由は防汚と表面を拭いた際の耐擦傷です。
もしも完全な無機ガラスが表面に形成されているのなら燃えないのか?ガラスなら燃えない。
そんなことから、本来の目的でないテストをした時の事です。
何も施工していないポリカーボネイトの板とnano Glass Veil F’zeroを施工したポリカーボネイトの板に、
バーナーの火を当てどれくらいの時間で燃えるかを試した時の事でした。
(勿論、火力と、炎からの距離は同じで、複数枚数をテストして平均した結果です。)
何もしていないポリカーボネイトの板を試した時に燃えた時間を1とすると、
片面にF’zeroの処理して、処理面でテストしたらその時間が1.6程度になりました。
まあこれは、ある程度考えられた結果でした。
ここからです、意図は無くF’zero に浸けていた(多分ディッピングしようと思ったのだと思います。)
ポリカーボネイトの板をテストした時の事、燃焼までの時間が2.5以上になりました。
最初は表面に付着しているガラスの膜の厚さの違いかなと思い、
その後表面にF’zeroを2回施工、3回施工と数を重ねて行ったのですが、先ほどの1.6から余り上がりません。
今度はポリカーボネイトの板をF’zeroに浸けるのではなく両面(表と裏)に施工してみました。
その結果、2.5程度になります。言い忘れておりましたがポリカーボネイトの板は2mmの厚さでした。
以上の結果から仮説を立てるとすれば、
nano Glass Veil F’zeroがその浸透力でポリカーボネイトの板の内部に入り込み
「ポリカーボネイトが少しガラス化したのではないか」という事です。
今までnano Glass Veil F’zeroに難燃や不燃の効果を求める依頼は無かったので、
最初にお話したように公的機関でのテストはしていないので、起こった現象の報告となりますが、
機会があれば、F’zeroの浸透力を掘り下げて検証したいと思います。
テストの方法が正しいのか?ご期待に沿える不燃、難燃のレベル迄行くのか?素材によってどうなのか?
HARDタイプなら、Snow & Saltタイプならどうなのか?
まだまだテストは必要ですが、
皆様の中で、そのようなニーズがあればぜひお声をおかけください。
この投稿のタグ:#ボディコーティング, #親水コーティング
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