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今から25年位前になるのでしょうか、ヨーロッパに行って現地の規模は小さいボディーショップを訪ねた時に、既に水性塗料が普通に使われていました。
さすが、欧州の環境配慮は進んでいると思ったのと同時に
日本もやがてこうなるのだろうなと漠然と思ったのを覚えています。
私達のエリアでも、最近水性塗料を導入して頂くお客様が多くなってきていますが、この20年以上の時間差は何なんだろうと思います。
勿論、気候(湿度や温度)の違いとか、水性塗料の導入に多くの障害があったのだとは思いますが・・
塗料に限らず、ヨーロッパで使えていて、日本では全く使えないというものはあるのでしょうか?
結果的には、日本製のクオリティーが高くなる事が多いのでしょうが、何かやらなければならないと言う「ものづくり」に対する気構えが少し違うように思います。
我々の業界で、後から出して、その後品質で勝ると言うのも、慎重で安心、安全な方法だとは思いますが、何故か多くは日本国内向けに限られている様な気がします。
実現は非常に難しい話でしょうが、我々の様な規模で、「ものづくり」を考える時、ドンキホーテ的な感じはありますが、商品が世界に広がる夢を見たいと思っています。
今、どちらが良いと言うのでは無いのですが、日本と世界のスタンダードと言うか考え方の乖離を感じます。
我々の業界でも日本がスタンダードを作って行ければ良いのですが、その為には海外にも目を向けなければと思っています。
この投稿のタグ:#自動車補修塗装
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